TOPII書き取り53番(グラフ・資料説明、200〜300字/30点)を、導入→本文→原因・展望の3段構成と、増減・比較・順位・調査結果の必須表現、字数・時間管理まで、模範解答例とともに日本語話者向けに解説します。
🎯 この講の学習目標
この講を終えると、あなたはTOPII書き取りの53番=グラフや資料を見て200〜300字で説明する問題を、決まった型に沿って書けるようになります。53番は30点と配点が大きく、3級合格の大きな得点源です。前講の51・52番に続く、書き取り攻略の中心となる回です。
53番と聞くと難しそうですが、実は自分の意見を書く必要はまったくありません。示されたグラフのデータを、韓国語で客観的に描写するだけです。しかも、使う表現も文の構成もほぼ決まっているため、型(テンプレート)と必須表現を覚えれば、初見のグラフでも安定して書けるようになります。この講では、3段構成のテンプレート・必須表現・字数と時間の管理を、模範解答例とともに学びます。まずは問題の形式から確認しましょう。
📖 53番の問題形式
この節では、53番がどんな問題かを確認します。形式を正しく理解することが、対策の第一歩です。
53番は、棒グラフ・折れ線グラフ・円グラフなどの図表を見て、その内容を200〜300字で説明する問題です。多くの場合、中心となるグラフに加えて、調査機関・調査対象、変化の原因(원인)、今後の展望(전망)などの補足情報が一緒に示されます。求められるのは、これらのデータを客観的に・もれなく・順序立てて文章化することです。
採点で重視されるのは、データを正確に反映しているか、適切な説明表現を使えているか、そして文体が正しいかです。文体は必ず「-다/-ㄴ다」体(格式のある文語体)を使います。「-아요/-어요」のような話し言葉は減点対象です。字数は200字以上300字以内を守ることが重要で、少なすぎても多すぎても減点されます。自分の感想や意見は不要——グラフにある情報だけを書く、と覚えておきましょう。
📝 3段構成のテンプレート
この節では、53番を書くための3段構成のテンプレートを学びます。この型に当てはめれば、何を書くか迷わなくなります。
第1段:導入(調査の紹介)。まず「どこが・誰を対象に・何について調べたか」を述べます。定型は「○○에서 ○○을/를 대상으로 ~에 대해 조사한 결과(○○が○○を対象に〜について調査した結果)」です。グラフのタイトルと調査機関をここで使います。
第2段:本文(データの描写)。グラフの中身を具体的に説明します。数値・割合・順位・時間による変化を、増減や比較の表現を使って述べます。「AはBに比べて高い」「20年間で2倍に増加した」「1位は〜、次いで〜」のように、データを順序よく文章化します。ここが得点の中心です。
第3段:整理(原因・展望)。グラフに原因や展望の情報があれば、それをまとめます。原因は「그 원인으로는 ~을/를 들 수 있다(その原因としては〜が挙げられる)」、展望は「~(으)ㄹ 것으로 전망된다(〜と展望される)」が定番です。補足情報がない問題では、本文の要約で締めます。
💡 必須表現リスト
この節では、53番で繰り返し使える必須表現を整理します。これらを覚えておけば、どんなグラフにも対応できます。
| 用途 | 表現 |
|---|---|
| 調査の紹介 | ~에 대해 조사한 결과 / ~로 나타났다 / ~로 조사되었다 |
| 増加 | 증가하다 / 늘어나다 / -에서 -(으)로 증가했다 / N배로 증가했다 |
| 減少 | 감소하다 / 줄어들다 / 감소하는 것으로 나타났다 |
| 比較 | -에 비해 / -보다 / 가장 높다·낮다 / -을/를 차지하다 |
| 順位 | 1위는 ~이다 / 다음으로 ~ / 그 뒤를 이었다 |
| 原因・展望 | 그 원인으로는 ~을 들 수 있다 / ~(으)ㄹ 것으로 전망된다 |
これらを使った模範解答例を見てみましょう。「1人世帯の割合が2000年の15%から2020年の30%へ増加し、原因は結婚観の変化と高齢化、2040年には35%になる見込み」というグラフの場合、次のように書けます。
통계청에서 1인 가구의 비율에 대해 조사한 결과, 1인 가구 비율은 2000년 15%에서 2020년 30%로 20년 동안 두 배로 증가한 것으로 나타났다. 이렇게 1인 가구가 증가한 원인으로는 결혼에 대한 가치관의 변화와 인구의 고령화를 들 수 있다. 이러한 추세가 계속된다면 2040년에는 그 비율이 35%까지 늘어날 것으로 전망된다.
この例は、導入→本文→原因・展望の3段が、必須表現できれいにつながっています。数字と表現を入れ替えるだけで、どんなグラフにも応用できるのが分かるはずです。
🔑 字数・時間の管理
この節では、本番で結果を出すための字数と時間の管理を扱います。内容が良くても、字数と時間を外すと得点を落とします。
字数は200〜300字を厳守します。少なすぎると情報不足で減点、多すぎても超過で減点です。目安として、3段構成で各2〜3文ずつ、合計6〜8文書けば、ちょうど250字前後に収まります。普段から原稿用紙で書いて、字数の感覚を身につけましょう。原稿用紙のマス目の使い方(1マス1文字、句読点の扱い)も採点対象です。
時間配分は約10〜12分を目安にします。書き取り全体は50分で、54番(600〜700字)に最も時間が必要なため、53番に時間をかけすぎないことが大切です。グラフを見て30秒で構成を決め、テンプレートに数値を当てはめて一気に書く——この流れを練習で体に覚えさせましょう。示されたデータはすべて盛り込むのが原則で、一部だけ書くと減点されます。
⚠️ よくある間違い
この節では、53番で受験者が犯しがちな3つのミスを整理します。
ミス1:自分の意見を書く。53番は客観的なデータ描写の問題です。「私は〜だと思う」といった感想を書くと、問題の趣旨から外れて減点されます。グラフにある情報だけを、事実として述べましょう。意見を書くのは54番です。
ミス2:文体を崩す。「증가했어요」のような丁寧体・話し言葉は減点対象です。必ず「증가했다」の「-다/-ㄴ다」体で統一します。前講の52番と同じ文体なので、あわせて練習しましょう。
ミス3:データを一部しか書かない。グラフの数値や補足情報(原因・展望)を書き落とすと、その分だけ得点を失います。示された情報はすべて盛り込む意識を持ち、書き終えたら「使っていないデータはないか」を確認しましょう。逆に、グラフにない情報を勝手に付け加えるのも避けます。
📝 まとめと次講予告
今回の要点を整理します。次のチェックリストを確認しましょう。
- 53番はグラフを200〜300字で客観描写する30点問題。意見は不要、文体は-다/-ㄴ다体。
- 3段構成:導入(조사한 결과)→本文(増減・比較・順位)→整理(원인・전망)。
- 必須表現を覚え、数値を入れ替えて応用(-로 나타났다、-에 비해、-을 들 수 있다、-(으)ㄹ 것으로 전망된다)。
- 字数200〜300字を厳守、時間は10〜12分。データはすべて盛り込む。
これで書き取り対策はひと区切りです。テンプレートと必須表現を、実際に書いて定着させましょう。次の第19講からは読解(읽기)対策に入り、まずは「説明文・実用文の読み方」を学びます。漢字語という日本語話者の強みを最大限に生かせる、得点源の領域です。読解で点を稼ぐ準備を始めましょう。
📚 参考資料
관련 주제
- 쓰기 53번
- 그래프 설명
- 자료 설명
- 증가 감소
- 조사 결과
- -로 나타났다
- 전망
- 200자 300자
- 격식 문어체
- 쓰기 전략
- 외국어
- 외국어 강의
- 한국어능력시험(TOPIK) 3급 25강
- 무료강의
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- NUGUNA
- 누구나
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한국어능력시험(TOPIK) 3급 25강
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