韓国語の願望「-고 싶다(〜したい、母音判定不要で語幹+고 싶어요)」と計画・未来「-(으)ㄹ 거예요(〜するつもり、パッチムで갈/먹을が分かれる)」の作り方と違いを解説。願望→計画でつなぐ会話例を日本語話者向けに扱う。
🎯 学習目標
この第17講を終えると、あなたは韓国語で自分の願望と未来の計画を語れるようになります。「한국에 가고 싶어요(韓国に行きたいです)」という希望と、「주말에 친구를 만날 거예요(週末に友達に会うつもりです)」という予定です。これまで現在・過去を学んできましたが、ここでいよいよ「やりたいこと」「これからすること」を表現できるようになります。会話がぐっと前向きで豊かになる回です。
ゴールは3つです。第一に願望を表す「-고 싶다(〜したい)」を使えること、第二に計画・未来を表す「-(으)ㄹ 거예요(〜するつもり)」を使えること、第三に両者の違いを理解して使い分けることです。どちらも第8講で学んだ動詞の語幹に付ける形なので、これまでの活用の知識がそのまま生きます。
💭 -고 싶다 — 「〜したい」
この節では、自分の願望を表す「-고 싶다」を学びます。とても使いやすく、覚えやすい表現です。
「-고 싶다」は「〜したい」という願望を表します。作り方は簡単で、動詞の語幹に「고 싶다」を付けるだけです。해요体では「-고 싶어요」となります。第8講の아요/어요のような母音の判定が不要で、どんな動詞でも語幹にそのまま「고 싶어요」を付けられる点が大きな利点です。日本語の「〜たい」にあたると考えてください。
- 가다(行く)→ 가고 싶어요(行きたいです)
- 먹다(食べる)→ 먹고 싶어요(食べたいです)
- 보다(見る)→ 보고 싶어요(見たいです)
- 사다(買う)→ 사고 싶어요(買いたいです)
パッチムの有無に関係なく、語幹に「고 싶어요」を付けるだけなので、活用のミスが起きにくい表現です。疑問形は「뭐 하고 싶어요?(何がしたいですか?)」、過去形は「가고 싶었어요(行きたかったです)」と、第10講の「ㅆ어요」を「싶다」の部分に付けます。否定は「안 가고 싶어요(行きたくないです)」のように、第11講の「안」を使います。なお、「보고 싶어요」は「見たいです」だけでなく「(人に)会いたいです・恋しいです」という意味でもよく使われる、心のこもった表現です。
📅 -(으)ㄹ 거예요 — 「〜するつもり」
この節では、未来の計画や予定を表す「-(으)ㄹ 거예요」を学びます。これからの行動を語る、重要な表現です。
「-(으)ㄹ 거예요」は「〜するつもりです・〜する予定です」という、未来の意志や計画を表します。作り方は、動詞の語幹がパッチムなしなら「ㄹ 거예요」、パッチムありなら「을 거예요」を付けます。これは助詞の은/는や을/를と同じく、パッチムの有無で形が決まる仕組みです。発音は「거예요」が[꺼예요]のように聞こえます。
| 基本形 | パッチム | -(으)ㄹ 거예요 |
|---|---|---|
| 가다(行く) | なし | 갈 거예요(行くつもりです) |
| 만나다(会う) | なし | 만날 거예요(会うつもりです) |
| 먹다(食べる) | あり | 먹을 거예요(食べるつもりです) |
| 읽다(読む) | あり | 읽을 거예요(読むつもりです) |
使い方は「내일 뭐 할 거예요?(明日何をするつもりですか?)」「주말에 영화를 볼 거예요(週末に映画を見るつもりです)」のようになります。第13講で学んだ時の表現(내일・주말에・다음 주에)と組み合わせると、具体的な予定が言えます。この表現は「これからの行動を決めている・予定している」という意志を表すので、旅行や週末の計画を語るときにぴったりです。「하다」動詞は「할 거예요(するつもりです)」、「공부하다」なら「공부할 거예요」となります。
⚖️ 願望と計画の違い・組み合わせ
この節では、「-고 싶다」と「-(으)ㄹ 거예요」の違いを整理し、組み合わせて使う方法を学びます。ニュアンスの違いを理解すると、表現がより正確になります。
2つの違いは、「-고 싶다」が心の中の願望(〜したい)を表すのに対し、「-(으)ㄹ 거예요」は実際に決めている計画(〜するつもり)を表す点です。例えば「한국에 가고 싶어요」は「行きたい」という気持ちで、まだ実現が決まっていなくても言えます。一方「한국에 갈 거예요」は「行くと決めている・予定している」という意味になります。
| 韓国語 | 意味 | ニュアンス |
|---|---|---|
| 가고 싶어요 | 行きたいです | 願望(実現は未定でもよい) |
| 갈 거예요 | 行くつもりです | 計画・決定した予定 |
この2つは組み合わせて使うと、自然で説得力のある表現になります。「제주도에 가고 싶어요. 그래서 다음 달에 갈 거예요.(済州島に行きたいです。だから来月行くつもりです。)」のように、「願望→だから計画」という流れで話せます。「그래서(だから)」でつなぐと、気持ちと行動が論理的につながります。自分の夢や予定を語るときに、この2つをセットで使えると表現力が一段上がります。
🗣️ 会話で使う — 週末・旅行の計画
この節では、ここまでの表現を組み合わせた会話を練習します。週末や旅行の計画を話す、実用的な場面です。
A: 주말에 뭐 할 거예요?(週末、何をするつもりですか?)
B: 친구하고 명동에 갈 거예요. 쇼핑하고 싶어요.(友達と明洞に行くつもりです。買い物がしたいです。)
A: 좋겠어요! 저는 한국 음식을 먹고 싶어요.(いいですね! 私は韓国料理が食べたいです。)
B: 그럼 같이 가요. 뭐 먹고 싶어요?(じゃあ一緒に行きましょう。何が食べたいですか?)
A: 삼겹살을 먹고 싶어요. 다음 주에 같이 먹을 거예요?(サムギョプサルが食べたいです。来週一緒に食べるつもりですか?)
B: 네, 좋아요!(はい、いいですね!)
この会話には、これまでの学習が凝縮されています。計画を聞く「뭐 할 거예요?」、計画を答える「갈 거예요・먹을 거예요」、願望の「쇼핑하고 싶어요・먹고 싶어요」、第8講の勧誘「같이 가요」、第9講の助詞「하고(〜と)」まで登場しています。願望と計画の表現は、自分の本当の夢や予定を韓国語で言ってみると、楽しく定着します。「○○에 가고 싶어요」「주말에 ○○을/를 할 거예요」と練習してみましょう。
⚠️ よくある間違いと注意点
この節では、入門者がつまずきやすいポイントを具体的に挙げます。
間違い1:「-고 싶다」で母音を判定しようとする。 「-고 싶다」は語幹にそのまま「고 싶어요」を付けるだけで、아/어の判定は不要です。「가아고 싶어요(×)」ではなく「가고 싶어요(○)」。どんな動詞でも「語幹+고 싶어요」と覚えましょう。
間違い2:-(으)ㄹ 거예요のパッチム判定を間違える。 パッチムなしは「ㄹ 거예요」、ありは「을 거예요」です。「먹ㄹ 거예요(×)」ではなく「먹을 거예요(○)」、「가을 거예요(×)」ではなく「갈 거예요(○)」。語幹のパッチムを確認しましょう。
間違い3:願望と計画を混同する。 「〜したい」という気持ちは「-고 싶다」、「〜するつもり」という決めた予定は「-(으)ㄹ 거예요」です。「行きたい(でもまだ未定)」を「갈 거예요」と言うと「行くと決めている」という強い意味になります。伝えたいニュアンスで選びましょう。
間違い4:「거예요」を分かち書きや発音で誤る。 「-(으)ㄹ 거예요」の「거」は「것(もの・こと)」に由来し、語幹とは分けて書きます(갈 거예요)。発音は[갈 꺼예요]のように「거」が濃音化して聞こえる点も、聞き取りのために知っておきましょう。
📝 まとめと次回予告
第17講の要点を整理します。チェックリストで確認しましょう。
- 願望は「語幹+고 싶어요」(가고 싶어요)。母音判定は不要で、どんな動詞も同じ。
- 計画・未来は「-(으)ㄹ 거예요」。パッチムなし→ㄹ 거예요、あり→을 거예요(갈 거예요/먹을 거예요)。
- 違い:-고 싶다=願望、-(으)ㄹ 거예요=決めた計画。
- 「가고 싶어요. 그래서 갈 거예요.」のように願望→計画でつなげる。
願望と計画は、自分の夢や予定を韓国語で語ると、いきいきと身につきます。「언젠가 ○○에 가고 싶어요」「내일 ○○을/를 할 거예요」と練習してみましょう。次の第18講「1級リスニング基礎練習」では、これまで学んだ語彙と文型を使って、短い会話やアナウンスを聞き取る練習に入ります。TOPIK I の聞き取り問題に向けて、耳を慣らしていく実戦準備の回です。
📚 参考資料
관련 주제
- 희망 표현 -고 싶다
- 미래·예정 -(으)ㄹ 거예요
- 받침 유무 활용
- 여행 계획 말하기
- 외국어
- 외국어 강의
- 한국어능력시험(TOPIK) 1급 20강
- 무료강의
- 무료 온라인 강의
- NUGUNA
- 누구나
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