会社・出勤・会議・給料といった仕事の語彙、社長・部長・同僚などの役職、医者・警察・会社員などの職業名を学び、韓国の職場文化(役職呼称・회식・야근)にも触れながら、仕事にまつわる会話ができるようになります。
🎯 この講の学習目標
この第17講を終えると、あなたは韓国語で仕事や職業について話せるようになります。会社・出勤・会議・給料といった仕事の語彙、社長・部長・同僚などの役職名、そして医者・警察官・会社員などさまざまな職業の名前を、この講で身につけます。あわせて、韓国の職場文化についても学び、自己紹介や大人同士の会話の幅を大きく広げます。
仕事・職業の話は、大人の会話で必ず登場するテーマです。「お仕事は何ですか?」という質問は、初対面の定番。自分の職業を言え、相手の仕事を尋ねられることは、コミュニケーションの基本です。この分野も第16講に続いて漢字語が非常に多く、会社(会社)・会議(会議)・職業(職業)・医師(医師)と、日本語の知識がそのまま武器になります。第1講の音対応も、出勤(출근)・退勤(퇴근)などで鮮やかに効いてきます。それでは、韓国の職場をのぞいてみましょう。
🏢 会社と仕事 — 회사・출근・회의
このセクションでは、会社や日々の業務にまつわる基本語彙を学びます。働く一日の流れをイメージしましょう。
会社は회사(フェサ=会社)、仕事は일(イル)です。この「일」は固有語で、「仕事」のほか「こと・用事」という意味でも使う多用途な言葉です。職場は직장(チクチャン=職場)、オフィスは사무실(サムシル=事務室)、会議は회의(フェイ=会議)と言います。一日の始まりと終わりを表す語も重要です。出勤は출근(チュルグン=出勤)、退勤(退社)は퇴근(トェグン=退勤)です。ここで第1講の音対応を確認しましょう。出(しゅつ)→출(法則2 つ→ㄹ)、勤(きん)→근(法則1 ん→ㄴ)。「出勤」がそのまま출근になる仕組みが見えてきます。
その他の仕事の語彙も押さえます。残業・夜勤は야근(ヤグン=夜勤)、給料は월급(ウォルグプ=月給)、休暇は휴가(ヒュガ=休暇)、書類は서류(ソリュ=書類)、名刺は명함(ミョンハム=名銜)、業務は업무(オムム=業務)です。働くことを表す動詞は일하다(イラダ=働く)→일해요、会社に「通う・勤める」は다니다→다녀요です。第16講で学校に使った다니다が、会社にもそのまま使えます。会話例:「회사에 다녀요?(会社に勤めていますか?)」「네, 아홉 시에 출근해요.(はい、9時に出勤します)」——第4講の時間表現がここでも活躍します。
| 韓国語 | 読み | 意味(漢字) |
|---|---|---|
| 회사 / 직장 | フェサ / チクチャン | 会社 / 職場 |
| 출근 / 퇴근 | チュルグン / トェグン | 出勤 / 退勤 |
| 회의 / 월급 | フェイ / ウォルグプ | 会議 / 給料 |
| 야근 / 휴가 | ヤグン / ヒュガ | 残業 / 休暇 |
👔 役職と同僚 — 사장・부장・과장
このセクションでは、会社の役職を学びます。韓国の職場は上下関係を重んじるため、役職の呼び方はとても大切です。
主な役職を上から見ていきましょう。社長は사장(サジャン=社長)、部長は부장(プジャン=部長)、課長は과장(クァジャン=課長)、代理(係長級)は대리(代理)、一般社員は사원(サウォン=社員)です。近年はチーム制も多く、チーム長は팀장(チームジャン)と言います。人間関係を表す語では、同僚は동료(トンニョ=同僚)、上司は상사(サンサ=上司)、部下は부하(プハ=部下)です。
ここが韓国の職場文化の重要ポイントです。韓国の会社では、上司や先輩を名前ではなく役職+님で呼ぶのが一般的です。たとえば課長の金さんは「김 과장님(キム課長)」、部長は「부장님」と呼びます。第5講で学んだ敬称「님」が、ここでも大活躍します。日本語でも「課長」「部長」と役職で呼びますが、韓国ではさらに徹底していて、役職に必ず「님」を付けて敬意を示します。この呼び方を知っておくと、韓国の職場ドラマ(オフィスもの)がぐっと理解しやすくなります。会話例:「부장님, 회의 시간이에요.(部長、会議の時間です)」。上下関係と敬語(第2講)がセットで問われる場面です。
👮 いろいろな職業 — 의사・경찰・회사원
このセクションでは、さまざまな職業の名前を学びます。自己紹介で必須の語彙です。
職業は직업(チゴプ=職業)です。代表的な職業を挙げましょう。会社員は회사원(会社員)、公務員は공무원(公務員)、医者は의사(医師)、看護師は간호사(看護師)、教師は교사(教師)または선생님、料理人は요리사(料理師)です。多くが「〜사(師)」「〜원(員)」で終わり、日本語の職業名とそっくりです。医師(医師)・看護師(看護師)・会社員(会社員)——第6講で学んだ의사・간호사がここで再登場します。
その他の職業も見ておきましょう。警察官は경찰(キョンチャル=警察)、消防士は소방관(消防官)、弁護士は변호사(弁護士)、農家は농부(農夫)、主婦は주부(主婦)です。エンタメ系では、歌手は가수(歌手)、俳優は배우(俳優)、運動選手は운동선수(運動選手)と言い、これは次の第18・19講のK-cultureにもつながります。職業を尋ねる基本は직업이 뭐예요?(職業は何ですか?)、または丁寧に무슨 일을 하세요?(どんなお仕事をされていますか?)です。答えは「저는 회사원이에요(私は会社員です)」のように言います。就職することを취직하다(就職하다)と言うのも覚えておくとよいでしょう。
💬 仕事の会話と職場文化
このセクションでは、学んだ語彙を仕事の会話で使い、韓国ならではの職場文化にも触れます。
まず職場文化のキーワードを紹介します。ひとつは회식(フェシク=会食)。これは会社の同僚や上司と一緒に食事やお酒を楽しむ集まりで、韓国の職場文化を象徴する言葉です。チームの結束を高める場として重視されてきました。もうひとつが야근(夜勤=残業)。韓国は勤勉な労働文化で知られ、残業や회식が働く人の生活に深く関わってきました(近年は働き方改革も進んでいます)。こうした背景を知ると、韓国のオフィスドラマや社会の話題への理解が深まります。
仕事の会話を組み立ててみましょう。「오늘 야근해요?(今日残業ですか?)」「아니요, 오늘은 회식이 있어요.(いいえ、今日は会食があります)」。休暇について「휴가 언제예요?(休暇はいつですか?)」「다음 주에 휴가예요.(来週が休暇です)」(第4講の時間表現)。これまで積み上げてきた時間・数字・気持ちの語彙が、仕事の会話でも一つひとつ役割を果たします。ビジネスの場面では第2講で学んだ最も丁寧な합쇼체(〜습니다)を使うことが多いので、フォーマルな言い方も意識するとよいでしょう。
⚠️ よくある間違いと注意点
ここでは、会社・仕事・職業でつまずきやすい点を整理します。
間違い1:上司を名前で呼ぶ。 韓国の職場では、上司や先輩を名前で呼ぶのは失礼にあたります。役職+님(부장님・과장님)で呼ぶのが基本です。名前で呼べるのは同僚や部下など、限られた関係だけと覚えておきましょう。
間違い2:「일」と「직업」を混同する。 일は日々の「仕事・作業」、직업は「職業(その人の生業)」です。「どんな仕事をしていますか?」は무슨 일을 하세요?、「職業は何ですか?」は직업이 뭐예요?。似ていますが、場面に応じて使い分けましょう。
間違い3:職業名の「〜사」を落とす。 의사(医師)・변호사(弁護士)・요리사(料理師)など、多くの職業名は「〜사(師)」で終わります。「의(医)」だけでは職業になりません。日本語の「〜師」に対応する「〜사」をセットで覚えると、職業名が芋づる式に身につきます。
🔁 ミニ練習 — 仕事について話す
仕事の語彙を使って、自己紹介を一歩深めてみましょう。「저는 회사원이에요(私は会社員です)」。職業を尋ねるなら「직업이 뭐예요?(職業は何ですか?)」「무슨 일을 하세요?(どんなお仕事をされていますか?)」。一日の流れは時間表現と組み合わせて「아홉 시에 출근해요(9時に出勤します)」「여섯 시에 퇴근해요(6時に退勤します)」。予定は「다음 주에 휴가예요(来週は休暇です)」。職場では上司を役職+님(부장님・과장님)で呼ぶこと、회식や야근といった文化のキーワードも思い出しましょう。ビジネスの場面では第2講の합쇼체(〜습니다)で丁寧に。仕事の話は大人の会話の定番なので、自分の職業と一日を韓国語で言えるように練習しておくと安心です。
📝 まとめと次回予告
この第17講のポイントをチェックリストで確認しましょう。
- 仕事の語彙は회사・직장・회의・출근/퇴근・월급(漢字語が中心)。
- 役職は사장・부장・과장・사원。上司は役職+님で呼ぶ。
- 職業は회사원・의사・경찰・가수など。「〜사/〜원」で終わる語が多い。
- 働く動詞は일하다・다니다・취직하다。
- 職場文化のキーワードは회식(会食)・야근(残業)。ビジネスは합쇼체。
会社と職業の言葉で、大人の会話に必要な語彙がそろいました。次回第18講「趣味・スポーツ」では、映画・音楽・読書といった趣味や、サッカー・野球などのスポーツ、そして「〜が好きです」「〜が得意です」といった表現を学びます。会話を楽しく盛り上げる、リラックスしたテーマです。それでは次の講でお会いしましょう。다음 강에서 만나요!
📚 参考資料
관련 주제
- 会社の韓国語
- 회사 출근 퇴근
- 회의 월급
- 직업 회사원 의사
- 사장 부장 과장
- 일하다 다니다
- 회식 야근
- 職業名
- 외국어
- 외국어 강의
- 한국어 단어장 (일본어편)
- 무료강의
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