頭・目・手など体の部位の名前と、「〜が痛い(부위+이/가 아프다)」という症状の言い方、病院・薬・医者といった健康関連の漢字語を学び、旅行中の急な体調不良にも対応できる語彙を身につけます。
🎯 この講の学習目標
この第6講を終えると、あなたは韓国語で体の部位を言い、体調の悪さを相手に伝えられるようになります。具体的には、頭・目・手・足といった体の名前、「〜が痛い」という症状の言い方、そして病院・薬・医者といった健康にまつわる語彙を身につけます。これらは、旅行先で急に体調を崩したときに自分を守るための、まさに命綱となる実用語彙です。
体と健康の言葉は、日常でも旅行でも避けて通れないテーマです。「頭が痛いです」「風邪をひきました」「病院はどこですか?」——こうした表現が言えるかどうかで、いざというときの安心感がまったく違います。うれしいことに、健康・医療の分野は漢字語がとても多いため、日本人にはむしろ得意なテーマです。病院(병원)、健康(건강)、医師(의사)——すでに意味を知っている言葉ばかりです。前講までの音対応の知識をフル活用していきましょう。
🧍 体の部位 — 顔まわりから足まで
このセクションでは、体の部位の名前を頭から足へと順に学びます。体の部位は、その多くが韓国固有の言葉(固有語)なので、ここは素直に覚えていきましょう。
まず頭まわりです。体全体は몸(モム)、頭(髪も含む)は머리(モリ)、顔は얼굴(オルグル)です。顔のパーツは短い一音節の単語が多く、目は눈(ヌン)、鼻は코(コ)、口は입(イプ)、耳は귀(クィ)、歯は이(イ)です。おもしろいことに「눈」は目と雪、「코」は鼻、と短くて覚えやすい半面、発音の長短で意味が変わる語もあるので、音声とセットで練習すると確実です。
次に体の中心から下です。首・のどは목(モク)、肩は어깨(オッケ)、腕は팔(パル)、手は손(ソン)、指は손가락(ソンカラク)です。おなかは배(ペ)、背中は등(トゥン)、腰は허리(ホリ)、脚は다리(タリ)、膝は무릎(ムルプ)、足は발(パル)です。「腕」と「足」がどちらも「パル(팔・발)」に近い音なので、パッチムと最初の子音で区別しましょう。なお内臓など医学的な語は漢字語が多く、心臓は심장(シムジャン=心臓)、皮膚は피부(ピブ=皮膚)と、日本語とそのまま対応します。
| 韓国語 | 読み | 意味 |
|---|---|---|
| 머리 | モリ | 頭・髪 |
| 눈 / 코 / 입 / 귀 | ヌン / コ / イプ / クィ | 目 / 鼻 / 口 / 耳 |
| 목 | モク | 首・のど |
| 손 / 발 | ソン / パル | 手 / 足 |
| 배 / 허리 | ペ / ホリ | おなか / 腰 |
🩹 「痛い」の言い方 — 부위+이/가 아프다
このセクションでは、体調を伝える最重要表現「〜が痛い」を学びます。ここを覚えれば、自分の不調をきちんと相手に伝えられます。
「痛い」は韓国語で아프다(アプダ)です。丁寧形は아파요(アパヨ)となります(아프다は語幹のㅡが落ちる活用で아파요になります)。使い方はとてもシンプルで、体の部位+이/가+아파요という形にするだけです。ここで日本人にうれしいのは、この構造が日本語の「〜が痛い」とまったく同じだという点です。「頭が痛い」をそのまま韓国語に置き換えれば머리가 아파요になります。
実際に並べてみましょう。「頭が痛いです(頭痛)」は머리가 아파요、「おなかが痛いです(腹痛)」は배가 아파요、「のどが痛いです」は목이 아파요、「歯が痛いです」は이가 아파요です。助詞は、前の単語がパッチムで終われば이(목이)、母音で終われば가(배가・머리가)を使い分けます。これは第3講以来の助詞のルールどおりです。「どこが痛いですか?」は어디가 아파요?(オディガ アパヨ)——病院で必ず聞かれる質問なので、これも覚えておきましょう。「痛い」以外では、「熱が出ます」は열이 나요(ヨリ ナヨ)、「めまいがします」は어지러워요という形で症状を伝えます。
🏥 病気・病院・薬 — 漢字語がずらり
このセクションでは、病気や医療にまつわる語彙を学びます。冒頭で述べたとおり、この分野は漢字語の宝庫で、日本語の知識がそのまま使えます。
まず基本語です。健康は건강(コンガン=健康)、病気は병(ピョン=病)、病院は병원(ピョンウォン=病院)、薬は약(ヤク=薬)、薬局は약국(ヤックク=薬局)です。声に出すと、日本語の音読みとの近さがはっきりわかります。健(けん)→건、康(こう)→강、病(びょう)→병、院(いん)→원——第1講の音対応がそのまま効いています。人にまつわる語も漢字語で、医者は의사(ウィサ=医師)、看護師は간호사(カンホサ=看護師)、患者は환자(ファンジャ=患者)です。
症状の名前も見ておきましょう。風邪は감기(カムギ)——これは漢字語「感氣」で、韓国では風邪をこう呼びます。熱は열(ヨル)、せきは기침(キチム)、鼻水は콧물(コンムル)、下痢は설사(ソルサ=泄瀉)です。けが関連では、けがをするは다치다(タチダ)、傷は상처(サンチョ=傷處)、注射は주사(チュサ=注射)、処方箋は처방전(チョバンジョン=処方箋)と言います。「風邪をひく」は감기에 걸리다という決まった言い方で、「風邪をひきました」は감기에 걸렸어요となります。
| 韓国語 | 読み | 意味(漢字) |
|---|---|---|
| 건강 | コンガン | 健康 |
| 병원 / 약국 | ピョンウォン / ヤックク | 病院 / 薬局 |
| 의사 / 환자 | ウィサ / ファンジャ | 医師 / 患者 |
| 감기 | カムギ | 風邪(感氣) |
| 약 | ヤク | 薬 |
💬 病院・薬局での会話
このセクションでは、学んだ語彙を実際の場面でどう組み立てるかを見ていきます。旅行中に体調を崩したときを想定した、実用的な会話フレームです。
まず症状を伝える基本の流れです。薬局や病院で「どうしましたか?」と聞かれたら、部位+아파요で答えます。会話例を見てみましょう。「어디가 아파요?(どこが痛いですか?)」「머리가 아프고 열이 나요.(頭が痛くて熱があります)」「감기에 걸린 것 같아요.(風邪をひいたようです)」。ここで使った〜고は「〜して/〜くて」と症状を並べる便利な接続で、「머리가 아프고 열이 나요」で「頭痛と発熱」を一度に伝えられます。
薬局で薬を求めるときは、약 주세요(薬をください)が基本です。より具体的に「감기약 있어요?(風邪薬はありますか?)」「소화제 주세요(胃腸薬をください)」のように言えると、ぐっと実用的です。病院を探すときは、第2講・今後の第13講で学ぶ道案内表現と組み合わせて병원이 어디예요?(病院はどこですか?)と尋ねます。これらのフレーズをいくつか丸ごと覚えておけば、いざというとき自分の身を守れます。병원(病院)という言葉が通じるだけで、心細さは大きく減るはずです。
⚠️ よくある間違いと注意点
ここでは、体・健康の語彙でつまずきやすい点を整理します。
間違い1:「腕(팔)」と「足(발)」を混同する。 どちらもカタカナだと「パル」に近い音ですが、腕は팔(pal)、足は발(bal)と、最初の子音(ㅍとㅂ)が違います。激音のㅍと平音のㅂの区別は第1講で触れたとおり、音声で聞き分ける練習が必要です。
間違い2:「痛い」の助詞を間違える。 「〜が痛い」の「が」は、部位がパッチムで終わるか母音で終わるかで이/가を使い分けます。「목이 아파요(のどが痛い)」「배가 아파요(おなかが痛い)」——パッチムありは이、母音終わりは가。ここは第3講のルールと共通なので、体の部位で改めて練習しましょう。
間違い3:病気を「병(病)」だけで済ませる。 「風邪をひいた」は「병이에요」ではなく、決まり文句の감기에 걸렸어요を使います。日本語の直訳ではなく、韓国語の慣用的な言い回しをそのまま覚えるのが自然な表現への近道です。
🔁 ミニ練習 — 症状を伝える
旅行先での万一に備え、症状を伝える練習をしておきましょう。基本は「部位+이/가 아파요」でした。「머리가 아파요(頭が痛いです)」「배가 아파요(おなかが痛いです)」「목이 아파요(のどが痛いです)」。複数の症状は〜고でつないで「머리가 아프고 열이 나요(頭が痛くて熱があります)」。原因を添えるなら「감기에 걸린 것 같아요(風邪をひいたようです)」。薬局では「감기약 있어요?(風邪薬ありますか?)」「소화제 주세요(胃腸薬ください)」。病院を探すときは「병원이 어디예요?(病院はどこですか?)」。これらを丸ごと口に慣らしておけば、体調を崩したときも落ち着いて対応できます。健康は何より大切——このセクションの表現は、いざというときあなたを守る言葉です。
📝 まとめと次回予告
この第6講のポイントをチェックリストで確認しましょう。
- 体の部位は固有語が中心。머리・눈・코・입・귀・손・발・배など。内臓は漢字語(심장・피부)。
- 症状は部位+이/가+아파요。日本語の「〜が痛い」と同じ構造。
- 医療語は漢字語の宝庫。건강・병원・약국・의사・환자は日本語とそっくり。
- 風邪は감기(感氣)、「風邪をひく」は決まり文句감기에 걸리다。
- 薬局では약 주세요、症状は〜고でつないで伝える。
体と健康の言葉が身につけば、旅行中の万一のときにも落ち着いて対応できます。次回第7講「気持ち・性格」では、うれしい・悲しい・怒っているといった感情の言葉と、明るい・優しいなど人の性格を表す形容詞を学びます。自分の気持ちを言葉にできると、会話は一気に豊かになります。それでは次の講でお会いしましょう。다음 강에서 만나요!
📚 参考資料
관련 주제
- 体の部位
- 몸 머리 손 발
- 아프다 痛い
- 병원 약국
- 감기 열
- 건강の韓国語
- 의사 환자
- 症状表現
- 외국어
- 외국어 강의
- 한국어 단어장 (일본어편)
- 무료강의
- 무료 온라인 강의
- NUGUNA
- 누구나
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