買い物と値段の表現を学びます。値段を尋ねる「얼마예요?」、商品を選び試す表現、値引きを頼む「깎아 주세요」、支払い方法、そして買い物の一連の会話を、これまでの数・助詞・주세요を活かして習得します。
🎯 学習目標
この講を終えると、あなたは韓国の店で値段を尋ね、商品を選び、買い物を済ませることができるようになります。第8講で値段を表す漢数詞、第18講で「주세요」を学びましたので、それらを買い物の場面で実践します。旅行で最も使う場面のひとつなので、しっかり身につけましょう。
買い物の韓国語は、決まったフレーズを覚えてしまえば、すぐに使えるようになります。とくに「얼마예요?(いくらですか)」と「주세요(ください)」の2つは、これさえあれば最低限の買い物が成立する、最強の組み合わせです。市場では値引き交渉の表現も役立ちます。
この講では、まず値段の尋ね方、次に商品を選び試す表現、値引きと支払い、そして一連の買い物会話までを、実際の流れに沿って学びます。
💰 値段を尋ねる — 얼마예요?
この節では、買い物の出発点となる値段の尋ね方を学びます。「いくらですか」は 「얼마예요?(オルマエヨ)」 です。商品を指さして「이거 얼마예요?(これはいくらですか)」と言えば、たいていの買い物は始められます。第6講で学んだ指示語「이거(これ)」がここでも活躍します。
答えの値段は、第8講で学んだ漢数詞+원(ウォン)で返ってきます。「만 오천 원이에요(1万5千ウォンです)」「삼천 원이에요(3千ウォンです)」のようにです。韓国は물가(物価)が万単位になることが多いので、「만(1万)・이만(2万)・삼만(3万)」と万単位の数に慣れておくと、聞き取りが楽になります。
複数の値段を尋ねるなら、「이건 얼마예요?(これはいくらですか)」「저건요?(あれは?)」のように続けられます。「저건요?」の「요」は、簡単に聞き返すときの便利な言い方です。値段を聞いて「비싸요(高いです)」「싸요(安いです)」と感想を言うこともできます(第13講の形容詞)。まずは「얼마예요?」を完璧に使えるようにしましょう。
🛍️ 買い物の表現 — 買う・選ぶ・試す
この節では、商品を選んだり試したりする表現を学びます。買うものが決まったら、第18講の「주세요」で「이거 주세요(これください)」と言います。数量を加えるなら、第8講の固有数詞+単位名詞で「이거 두 개 주세요(これ2個ください)」のようにします。
服や靴を選ぶときの語彙も覚えましょう。사이즈(サイズ)・색깔(色)・크다(大きい)・작다(小さい) などです。「더 큰 거 있어요?(もっと大きいのありますか)」「다른 색 있어요?(別の色ありますか)」のように、第7講で学んだ「있어요?(ありますか)」と組み合わせます。「더(もっと)」「다른(別の)」を覚えると、選ぶ表現が一気に広がります。
試着・試用の表現も実用的です。「입어 봐도 돼요?(着てみてもいいですか)」「신어 봐도 돼요?(履いてみてもいいですか)」 と言えます。「-아/어 봐도 돼요?」は「〜してみてもいいですか」という許可を求める表現で、買い物以外でも使えます。今は「입어 봐도 돼요?」をフレーズごと覚えておけば十分です。気に入らなければ「좀 더 볼게요(もう少し見ます)」と言って、ゆっくり選べます。
買い物でよく使う店の種類も覚えておきましょう。가게(店)・시장(市場)・백화점(デパート)・편의점(コンビニ)・서점(書店)・약국(薬局) などです。「편의점이 어디에 있어요?(コンビニはどこにありますか)」のように、第7講の存在表現と組み合わせて場所を尋ねられます。また、店員から「뭐 찾으세요?(何をお探しですか)」「도와드릴까요?(お手伝いしましょうか)」と声をかけられることもあります。そんなときは「그냥 구경하고 있어요(ただ見ているだけです)」と答えると、ゆっくり見られます。「구경하다(見て回る)」は買い物でとても便利な動詞です。
🏷️ 値引きと支払い
この節では、値引き交渉と支払いの表現を学びます。市場(시장)や露店では、値引きを頼めることがあります。「(少し)まけてください」は 「좀 깎아 주세요(チョム カッカ ジュセヨ)」 です。「깎다」は「(値段を)削る・まける」という動詞で、第18講の「-아/어 주세요(〜してください)」と組み合わせた形です。「너무 비싸요(高すぎます)」と言い添えると、交渉のきっかけになります。ただし、デパートやコンビニなど定価販売の店では値引きはできないので、市場ならではの表現と考えましょう。
「할인(割引)」「세일(セール)」という語も覚えておくと便利です。「할인돼요?(割引できますか)」のように尋ねられます。買うものが決まったら、支払いです。支払い方法は 현금(現金)・카드(カード) で、「카드 돼요?(カード使えますか)」「현금으로 할게요(現金でします)」のように言います。「봉투 주세요(袋ください)」「봉투 필요하세요?(袋は要りますか)」もよく使う表現です。
会計の流れをまとめると、「値段を聞く→買うものを決める→(市場なら)値引き交渉→支払い方法を伝える→袋をもらう」となります。それぞれの場面に対応するフレーズを覚えておけば、買い物で困ることはありません。とくに「얼마예요?」「주세요」「카드 돼요?」の3つは、どんな店でも使える必須表現です。
💬 買い物の会話例
この節では、これまでの表現を一連の会話にまとめます。実際の買い物の流れを見てみましょう。「이거 얼마예요?(これいくらですか)」「만 원이에요.(1万ウォンです)」「조금 비싸요. 좀 깎아 주세요.(少し高いです。まけてください)」「그럼 팔천 원에 드릴게요.(では8千ウォンで差し上げます)」「네, 이거 주세요. 카드 돼요?(はい、これください。カード使えますか)」「네, 됩니다.(はい、できます)」。
服屋での会話も見てみましょう。「이 옷 입어 봐도 돼요?(この服着てみてもいいですか)」「네, 그럼요.(はい、もちろんです)」「사이즈가 좀 작아요. 더 큰 거 있어요?(サイズが少し小さいです。もっと大きいのありますか)」「네, 여기 있어요.(はい、こちらにあります)」。このように、第7講の「있어요?」、第8講の数、第13講の形容詞、第18講の「주세요」を総動員すれば、買い物の会話が自然にこなせます。
買い物は、学んだ表現を実際に使う絶好の機会です。値段を聞き、品定めをし、交渉し、支払う——この一連の流れを韓国語でできるようになれば、旅行や生活での自立度が大きく上がります。最初は「얼마예요?」と「주세요」だけでも十分通じるので、まずはこの2つから自信を持って使ってみましょう。慣れてきたら、数量や色・サイズの表現を少しずつ足していけば、より細かい買い物にも対応できるようになります。
⚠️ 日本語話者がつまずくポイント
この節では、買い物の表現でよくある間違いを3つ整理します。
① どこでも値引きできると思う。 「깎아 주세요」が使えるのは主に市場や露店です。デパート・コンビニ・チェーン店などの定価販売では使えないので、場面を見極めましょう。
② 数量の語順を間違える。 第8講・第18講と同じく、「もの+数量+주세요」の語順です。「두 개 이거 주세요」ではなく「이거 두 개 주세요」が正解です。
③ 「얼마예요」のつづり・発音。 「얼마예요?」は、語尾が「예요」(第5講参照)です。「얼마에요」と書き間違えないようにし、発音は「オルマエヨ」と、なめらかにつなげましょう。
📝 まとめと次回予告
この講では、買い物と値段の表現を学びました。要点を振り返りましょう。
- 値段を尋ねる=「얼마예요?」。答えは漢数詞+원(만 원이에요)。
- 選ぶ・試す:더 큰 거 있어요?/다른 색 있어요?/입어 봐도 돼요?
- 値引き=「좀 깎아 주세요」(市場など)。割引=할인、セール=세일。
- 支払い:카드 돼요?/현금으로 할게요/봉투 주세요。
- 必須3点セット:얼마예요?・주세요・카드 돼요?
買い物ができるようになると、旅行や生活での行動範囲が大きく広がります。次の第20講「交通と道案内」では、地下鉄やバスの利用、道の尋ね方を学び、目的地まで自分でたどり着けるようにしていきます。まずは今日の「얼마예요?」と「주세요」を使って、買い物のロールプレイをしてみましょう。
📚 参考資料
관련 주제
- 얼마예요
- 가격 묻기
- 한자 수사
- 물건 사기
- 흥정 표현
- 깎아 주세요
- 지시어 이거
- 결제 표현
- 외국어
- 외국어 강의
- 한국어 초급 25강 — 발음과 기초 문법으로 시작하는 첫걸음
- 무료강의
- 무료 온라인 강의
- NUGUNA
- 누구나
