天気と季節の表現を学びます。四季の言葉、天気を表す動詞・形容詞、暑い・寒いのㅂ不規則(더워요/추워요)、「비가 와요(雨が降る)」、そして韓国の四季を題材にした会話表現を習得します。
🎯 学習目標
この講を終えると、あなたは「今日は暑いです」「雨が降っています」「韓国の冬は寒いです」のように、天気や季節について話せるようになります。天気は、あいさつ代わりの雑談として世界中で使われる話題です。第13講で形容詞を学びましたので、それを天気の描写に応用しましょう。
韓国は日本と同じく四季がはっきりしている国なので、季節の話題は日本語話者にとって共感しやすく、会話が弾みます。また、この講では第13講で少し触れたㅂ不規則(덥다→더워요)を、天気の形容詞でしっかり復習します。天気の形容詞はㅂ不規則が多いので、ここで定着させましょう。
この講では、まず四季の言葉、次に天気を表す表現、暑い・寒いの活用、そして韓国の四季を題材にした会話までを学びます。
🍂 四季の言葉
この節では、季節の基本語彙を学びます。韓国語の四季は 봄(春)・여름(夏)・가을(秋)・겨울(冬) です。四季をまとめて「사계절(四季)」と言います。日本と同じく春夏秋冬の感覚があるので、覚えやすいでしょう。
季節を言うときは、第5講の名詞文や第12講の助詞「에(〜に)」を使います。「지금은 봄이에요(今は春です)」「여름에 바다에 가요(夏に海へ行きます)」「가을을 좋아해요(秋が好きです)」のようにです。「무슨 계절을 좋아해요?(どの季節が好きですか)」と尋ねて、好きな季節を語り合うこともできます。
各季節を象徴する言葉も覚えると、描写が豊かになります。春は 꽃(花)・벚꽃(桜)、夏は 장마(梅雨)・바다(海)・휴가(休暇)、秋は 단풍(紅葉)・하늘(空)、冬は 눈(雪)・스키(スキー) などです。「봄에는 꽃이 펴요(春には花が咲きます)」「가을에는 단풍이 예뻐요(秋には紅葉がきれいです)」のように、季節とともに語れるようになると、表現に深みが出ます。
☀️ 天気の表現
この節では、天気を表す表現を学びます。「天気」は 날씨 で、天気を尋ねるときは第13講で学んだ「어때요?」を使い、「날씨가 어때요?(天気はどうですか)」 と言います。基本の天気表現は次のとおりです。
晴れは 「맑다(晴れる)→맑아요」「날씨가 좋아요(天気が良いです)」、曇りは 「흐리다(曇る)→흐려요」 です。そして、雨と雪は動詞「오다(来る)」を使うのが特徴的です。「비가 와요(雨が降ります)」「눈이 와요(雪が降ります)」 のように、「비(雨)」「눈(雪)」を主語にして「오다」を使います。「비가 오다」は「비가 내리다(降る)」とも言えます。風は「바람이 불어요(風が吹きます)」です。
これらは第11講で学んだ過去形にもできます。「어제 비가 왔어요(昨日雨が降りました)」「눈이 많이 왔어요(雪がたくさん降りました)」のようにです。天気の話は、過去・現在を自然に行き来するので、これまでの時制の良い復習にもなります。「오늘 날씨가 어때요?(今日の天気はどうですか)」と聞かれたら、これらの表現で答えてみましょう。
天気に関する便利な語彙も、まとめて覚えておきましょう。「구름(雲)・하늘(空)・해/태양(太陽)・안개(霧)・천둥(雷)・무지개(虹)」などです。雨に関する表現では「우산(傘)」も必須で、「우산을 가져가세요(傘を持っていってください)」「비가 그쳤어요(雨がやみました)」のように使います。「그치다(やむ)」は天気でよく使う動詞です。また、気温を具体的に言うときは「영상 십 도(プラス10度)」「영하 오 도(マイナス5度)」のように、第8講の漢数詞+「도(度)」を使います。「영하(氷点下)」は韓国の冬によく出てくる語なので、覚えておくと役立ちます。
🌡️ 暑い・寒い — ㅂ不規則の復習
この節では、気温を表す形容詞と、その活用を学びます。天気の感想で最もよく使うのが 덥다(暑い)・춥다(寒い) です。ここで第13講で予告したㅂ不規則がしっかり登場します。語幹がㅂで終わる形容詞は、해요体にするとㅂが「워」に変わるのです。
| 基本形 | 意味 | 해요体 |
|---|---|---|
| 덥다 | 暑い | 더워요 |
| 춥다 | 寒い | 추워요 |
| 따뜻하다 | 暖かい | 따뜻해요 |
| 시원하다 | 涼しい | 시원해요 |
| 습하다 | 湿気が多い | 습해요 |
| 건조하다 | 乾燥している | 건조해요 |
「덥다→더워요」「춥다→추워요」は、「덥어요」「춥어요」としないよう注意しましょう。ㅂが「워」になる、と覚えてください。これは第18講で学んだ「맵다→매워요」、第20講の「가깝다→가까워요」と同じ仲間です。一方、「따뜻하다(暖かい)」「시원하다(涼しい)」は「-하다」型なので、第10講のルールどおり「따뜻해요」「시원해요」と規則的に活用します。
程度の副詞を添えれば、感想がより伝わります。「너무 더워요(暑すぎます)」「조금 추워요(少し寒いです)」「아주 따뜻해요(とても暖かいです)」のようにです。「오늘 정말 덥지요?(今日本当に暑いですよね)」のように、共感を求める言い方もよく使われます。天気の話題は、相手との距離を縮める格好のきっかけになります。
💬 天気の会話と韓国の四季
この節では、天気の会話と、韓国の季節の特徴を学びます。会話例を見てみましょう。「오늘 날씨가 어때요?(今日の天気はどうですか)」「맑아요. 그런데 좀 더워요.(晴れています。でも少し暑いです)」「내일은 비가 와요?(明日は雨が降りますか)」「네, 비가 온대요.(はい、雨が降るそうです)」。天気は毎日変わる話題なので、あいさつの後の雑談にぴったりです。
韓国の四季の特徴も知っておくと、会話が広がります。韓国の봄(春)は暖かく桜が咲きますが、黄砂(황사)が飛ぶこともあります。여름(夏)は蒸し暑く、6〜7月に梅雨(장마)があります。가을(秋)は涼しく空が高く、紅葉(단풍)が美しい季節です。겨울(冬)は日本の多くの地域より寒く、雪も降り、氷点下(영하)になる日も多いです。「한국의 겨울은 정말 추워요(韓国の冬は本当に寒いです)」のように話せます。
天気や季節について話せるようになると、初対面でも自然に会話を始められるようになります。「날씨가 좋네요!(いい天気ですね)」のひと言は、韓国でも日本と同じように、会話の潤滑油として使えます。まずは今日の天気を「오늘 날씨가 ~」で表現することから始めてみましょう。
季節ごとの服装や行動を表す表現も、会話で役立ちます。「여름에는 반팔을 입어요(夏は半袖を着ます)」「겨울에는 코트를 입어요(冬はコートを着ます)」「봄에는 꽃구경을 가요(春は花見に行きます)」のように、季節と行動を結びつけて話せます。とくに「꽃구경(花見)」「단풍놀이(紅葉狩り)」は、日本にも似た習慣があるので共感を得やすい話題です。天気予報は「일기예보(天気予報)」と言い、「일기예보에서 내일 비가 온대요(天気予報で明日雨が降るそうです)」のように使えます。季節の話は、相手の国や故郷の気候を尋ねるきっかけにもなり、会話を深めるのに最適なテーマです。
⚠️ 日本語話者がつまずくポイント
この節では、天気の表現でよくある間違いを3つ整理します。
① 덥다・춥다を規則変化させる。 「덥어요」「춥어요」は誤りで、ㅂ不規則で 더워요・추워요 です。天気の形容詞はㅂ不規則が多いので、「ㅂ→워」と覚え、形ごと暗記しましょう。
② 雨・雪に「오다」以外を使う。 「비가 해요」などは誤りで、「비가 와요/눈이 와요」 と動詞「오다」を使います。「雨が来る」という発想だと覚えましょう。
③ 「暑い(気温)」と「熱い(物)」を混同する。 気温が「暑い」は덥다(더워요)、物が「熱い」は뜨겁다(뜨거워요)と別の語です。どちらもㅂ不規則ですが、使い分けに注意しましょう。
📝 まとめと次回予告
この講では、天気と季節の表現を学びました。要点を振り返りましょう。
- 四季:봄・여름・가을・겨울(사계절)。季節には助詞에(여름에)。
- 天気:날씨가 어때요?/맑아요/흐려요。雨雪は비가 와요/눈이 와요。
- 気温:덥다→더워요、춥다→추워요(ㅂ不規則)。따뜻해요・시원해요は規則。
- 程度の副詞(너무・조금・아주)で感想を豊かに。
- 韓国の四季:春=桜・黄砂、夏=梅雨、秋=紅葉、冬=寒さ・雪。
天気が話せるようになると、雑談の引き出しが増えます。次の第22講「趣味を話す」では、好きなことや余暇の過ごし方を表す表現を学び、「私の趣味は〜です」「〜するのが好きです」と言えるようにしていきます。まずは今日の天気を「오늘 날씨가 더워요/추워요」で言う練習から始めましょう。
📚 参考資料
관련 주제
- 사계절 어휘
- 날씨 형용사
- ㅂ 불규칙
- 덥다 춥다
- 비가 와요
- 계절 묘사
- 형용사 활용
- 외국어
- 외국어 강의
- 한국어 초급 25강 — 발음과 기초 문법으로 시작하는 첫걸음
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