「왜?(なぜ?)」で理由を尋ね、「때문에」「-기 때문에」「-아서/어서」などで答える会話技術を学び、実践的な対話を通して原因のやり取りを身につけます。
🎯 学習目標
この講義を終えると、会話の中で理由を尋ね、理由を答えるやり取りができるようになります。具体的には、(1)「왜?(なぜ?)」をはじめとする理由を尋ねる表現、(2) 名詞につく때문에と動詞・形容詞につく-기 때문에、(3) これまで学んだ -아서/어서・-(으)니까 を使った答え方、これらを実践的に身につけます。
これまでは文法を一つずつ学んできましたが、今回は「会話の機能」に焦点を当てます。「どうして遅れたの?」「道が混んでいたからです」——理由のやり取りは、会話のキャッチボールの基本です。第2講で学んだ -아서/어서 も活躍します。学んだ文法を組み合わせて、生きた対話を作っていきましょう。それでは始めましょう。
💡 理由のやり取りという「会話の型」
このセクションでは、理由を尋ね・答える会話の流れを理解します。理由のやり取りは、たいてい次の三段階で進みます。
① 尋ねる(왜?=なぜ?)→ ② 答える(〜だから)→ ③ 受ける(そうなんですね)。この型を覚えておくと、会話がスムーズに回ります。
韓国語では、理由を表す文法をすでにいくつか学びました。第2講の -아서/어서、そして第8講で少し触れた -(으)니까 です。今回はそこに、名詞と結びつく 때문에、動詞・形容詞と結びつく -기 때문에 を加えます。これらを使い分けられるようになると、理由の表現がぐっと豊かになります。まずは尋ね方から見ていきましょう。
🔧 理由を尋ねる表現
このセクションでは、理由を尋ねる言い方を学びます。中心になるのは疑問詞 왜(なぜ・どうして) です。文の中で、動詞・形容詞の前に置きます。
왜 한국어를 공부해요? — どうして韓国語を勉強するのですか?
왜 안 왔어요? — どうして来なかったのですか?
「왜요?」だけでも「どうしてですか?」と短く尋ねられます。会話では非常によく使う相づち的な質問です。また、相手の様子を気づかって理由を尋ねるときは、次のような決まり文句も便利です。
무슨 일이에요? — どうしたんですか?(何かあったんですか?)
왜 그래요? — どうしたんですか?(なぜそうなんですか?)
これらは、相手が困っていたり元気がなかったりするときに、自然に理由を引き出すフレーズです。丸ごと覚えて使いましょう。
🔧 「때문에」と「-기 때문에」で答える
このセクションでは、理由を表す新しい表現を学びます。때문에 は「〜のために・〜のせいで」という意味で、はっきりした原因を述べます。
名詞のとき → 名詞 + 때문에。
비 때문에 길이 막혔어요. — 雨のせいで道が混みました。
시험 때문에 요즘 바빠요. — 試験のために最近忙しいです。
動詞・形容詞のとき → 語幹 + 기 때문에。 動詞や形容詞を理由にするときは、間に 기 を入れます。
일이 많기 때문에 못 가요. — 仕事が多いから行けません。
비가 오기 때문에 우산을 가져가요. — 雨が降るから傘を持って行きます。
때문에 は -아서/어서 より原因をはっきり強調するかたい表現で、書き言葉やあらたまった場面でよく使われます。さらに、文を分けて理由を強調する 「왜냐하면 〜기 때문이에요(なぜなら〜だからです)」という型もあります。왜냐하면 시간이 없기 때문이에요.(なぜなら時間がないからです。)。理由を改めて説明するときに便利です。
🗣️ 実践対話 — 理由のやり取り
このセクションでは、これまでの表現を使った実践的な会話を見ていきます。学んだ文法がどう組み合わさるかに注目してください。
A: 어제 왜 모임에 안 왔어요? — 昨日どうして集まりに来なかったんですか?
B: 아, 미안해요. 일이 많아서 못 갔어요. — あ、ごめんなさい。仕事が多くて行けませんでした。
A: 그랬구나. 요즘 왜 그렇게 바빠요? — そうだったんですね。最近どうしてそんなに忙しいんですか?
B: 다음 주에 시험이 있기 때문에 준비하고 있어요. — 来週試験があるから準備しているんです。
A: 시험 때문에 고생이 많네요. 힘내세요! — 試験のために大変ですね。頑張ってください!
この対話には、今回と過去の講で学んだ表現がたくさん入っています。理由を尋ねる 왜、答えの -아서(많아서)、-기 때문에(있기 때문에)、名詞+때문에(시험 때문에)、そして第5講の進行 -고 있다(준비하고 있어요)。このように、会話は複数の文法の組み合わせでできています。一つひとつの文法が、実際のやり取りでつながっていることを感じてください。
⚠️ よくある間違い・使い分け
このセクションでは、つまずきやすい点と使い分けを整理します。
① 때문에 と -아서/어서 の使い分け。どちらも理由を表しますが、때문에 のほうが原因を強く打ち出すかための表現です。日常会話のやわらかい理由には -아서/어서、はっきり原因を示すときや書き言葉には 때문에、と覚えると自然です。
② 「기」を抜かす。動詞・形容詞に 때문에 を付けるとき、많 때문에(✕)としてはいけません。間に 기 を入れて 많기 때문에(○)です。名詞にはそのまま 때문에(시험 때문에)が付きます。
③ 때문에 と命令・勧誘。第2講で「理由+命令・勧誘なら -(으)니까」と学びました。때문에 も基本的に命令・勧誘とは相性がよくありません。「遅いから早く行きましょう」のような文では、늦었으니까 빨리 갑시다 のように -(으)니까 を使うのが自然です。
📝 핵심まとめ
第13講の要点を整理します。
- 尋ねる:왜?(なぜ?)、왜요?、무슨 일이에요?、왜 그래요?
- 때문에:名詞+때문에(비 때문에)。原因を強調するかための表現。
- -기 때문에:動詞・形容詞の語幹+기 때문에(많기 때문에)。왜냐하면 〜기 때문이에요の型も。
- 答え方の幅:-아서/어서(やわらか)、-(으)니까(判断・命令の前)、때문에(強調・書き言葉)。
これで、理由を尋ね・答える会話技術が身につきました。次の第14講では、「電話・予約の表現」を学びます。電話をかける、予約する、約束を取りつける——実生活で必ず役立つ場面別フレーズです。引き続き実践会話を深めていきましょう。
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