TOPIK I 읽기(読解)の構成と問題タイプを把握し、メモ・案内文・メールなど短い実用文を読み解くコツと、中心内容(主旨)を素早くつかむ読解ストラテジーを実例とともに学びます。
🎯 学習目標
この講義を終えると、TOPIK I の読解(읽기)に、戦略を持って臨めるようになります。具体的には、(1) 読解の構成と主な問題タイプ、(2) メモ・案内文・メールなど短い実用文を読み解くコツ、(3) 文章の中心内容(主旨)をつかむストラテジー、これらを身につけます。
合格まで、いよいよあと二講。前回の聞き取りに続き、今回は読解の総仕上げです。第1講で確認したとおり、読解は40問・100点。聞き取りと並ぶ最大の得点源です。日本語話者は漢字語(第16講)という武器があるため、読解はとくに点を稼ぎやすい領域です。これまで学んだ文法と語彙を、読む力へとまとめ上げましょう。それでは始めましょう。
💡 TOPIK I 読解の構成と問題タイプ
このセクションでは、読解の全体像を把握します。読解は全40問で、聞き取りと同じく前半がやさしく後半が難しい構成です。短い文・実用文から始まり、後半は少し長めの文章になります。主な問題タイプを整理しましょう。
| タイプ | 内容 |
|---|---|
| 話題・テーマ | 文が何について書かれているか選ぶ |
| 空欄補充 | 文脈に合う語・接続語を入れる |
| 実用文読解 | 案内・広告・メモ・メールを読む |
| 内容一致 | 文の内容と合う選択肢を選ぶ |
| 中心となる考え | 筆者の言いたいこと(主旨)を選ぶ |
前半の話題選びや実用文は、キーワードを拾えば解ける問題が多く、確実に得点したいところです。後半の「内容一致」「中心となる考え」は、文章全体を理解する必要があり難易度が上がります。聞き取りと同じく、前半を取りこぼさないことが合格点への近道です。
📋 実用文を読み解く — 案内文・メモ
このセクションでは、TOPIK でよく出る実用文の読み方を学びます。案内文やメモは、情報を素早く正確に拾うのがコツです。次のサンプルを見てみましょう。
【도서관 안내】
운영 시간: 오전 9시 ~ 오후 6시
월요일은 쉽니다.
책은 한 번에 다섯 권까지 빌릴 수 있습니다.
(【図書館のご案内】開館時間:午前9時〜午後6時/月曜日は休みです/本は一度に5冊まで借りられます)
この案内文には、第6講で学んだ -(으)ㄹ 수 있다(借りられる) が使われています。学んだ文法が、そのまま実用文の読解に役立つのです。この種の問題では、「開いている時間は?」「何冊借りられる?」のように具体的な情報が問われます。先に問題を読み、聞かれている情報だけを文章から探すと速く正確に解けます。すべてを精読する必要はありません。
とくに、数字(時間・曜日・冊数・値段)や、第7講の禁止表現(-(으)면 안 되다)、第8講の条件(-(으)면)などは、案内文の重要ポイントになりやすいので、注意して読みましょう。
✉️ メール・メッセージを読む
このセクションでは、メールや短いメッセージの読み方を学びます。メールには「誰が・誰に・何のために」書いたかという目的があり、それをつかむことが重要です。サンプルを見ましょう。
민수 씨, 안녕하세요.
내일 모임에 가고 싶지만 일이 있어서 못 갈 것 같아요.
다음에 꼭 같이 가요. 정말 미안해요.
(ミンスさん、こんにちは。明日の集まりに行きたいけれど、用事があって行けそうにありません。今度ぜひ一緒に行きましょう。本当にごめんなさい。)
このメールには、第3講の -지만(行きたいけれど)、第2講の -아서/어서(用事があって)、第12講の 같이 가요(一緒に行きましょう) が使われています。これらの文法を知っていれば、「このメールは集まりを断る内容だ」とすぐ分かります。
メール問題では、「このメールの目的は?」「なぜ行けない?」のように、主旨と理由が問われます。とくに -지만・-아서/어서・하지만 といった接続表現は、書き手の気持ちの流れを示す道しるべです。これらに注目すると、文章の論理が見えてきます。
🎯 中心内容(主旨)をつかむストラテジー
このセクションでは、後半の難問で問われる「中心となる考え(主旨)」のつかみ方を学びます。これは「筆者がいちばん言いたいこと」を選ぶ問題です。
コツは三つあります。① 接続語に注目する。第2〜3講で学んだ 그래서(だから)・하지만(しかし)・그러니까(だから) などの後ろには、筆者の主張や結論が来やすいです。とくに「하지만」の後ろは要注意です。
② 繰り返される語を探す。文章の中で何度も出てくる語(キーワード)が、たいていテーマです。例えば「健康」「運動」が繰り返されていれば、それが話題です。
③ 選択肢を消去法で絞る。「本文に書いていないこと」「一部だけ正しいが言い過ぎなこと」を消していくと、正解が残ります。とくに内容一致問題では、選択肢の一語一語を本文と照らし合わせるのが確実です。
そして読解全体に共通する最大のコツは、知らない単語が出ても止まらないことです。漢字語の知識(第16講)で意味を推測し、前後の文脈から判断しましょう。完璧な理解より、問われた情報を見つけることが、試験では何より大切です。
📝 핵심まとめ
第19講の要点を整理します。
- 構成:読解40問・100点。前半(実用文)を確実に取る。漢字語が武器。
- 実用文:案内・メモは情報拾い。先に問題を読み、必要な情報だけ探す。数字に注意。
- メール:目的(依頼・断り・お礼)をつかむ。-지만・-아서/어서が気持ちの道しるべ。
- 主旨:接続語(하지만・그래서)の後ろに注目、キーワード反復を探す、消去法で絞る。
これで、読解にも戦略を持って臨めるようになりました。いよいよ次は最終回——第20講「TOPIK I 2級 模擬問題」です。これまで学んだ文法・語彙・聞き取り・読解の総力を結集し、本番形式の問題に挑みます。合格はもう目の前。最後まで一緒に走り抜けましょう!
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