義務・必要を表す「-아야/어야 되다(〜しなければならない)」を活用とともに学び、許可の「-아도 되다(〜してもよい)」、禁止の「-(으)면 안 되다(〜してはいけない)」と対比して、規則やマナーを述べる表現を整理します。
🎯 学習目標
この講義を終えると、「-아야/어야 되다(〜しなければならない)」で義務や必要を表せるようになります。さらに、対になる「-아도 되다(〜してもよい)」で許可を、「-(으)면 안 되다(〜してはいけない)」で禁止を表せるようになります。具体的には、(1) 義務の作り方、(2) 許可・禁止との対比、(3) 「〜しなくてもよい」の言い方、これらを身につけます。
「明日までに出さなければなりません」「ここで写真を撮ってもいいですか?」「ここに入ってはいけません」——規則やマナー、お願いを述べるとき、この三つの表現は必ず必要になります。三つはきれいに対になっているので、まとめて覚えると効率的です。それでは始めましょう。
💡 義務・許可・禁止を一組で考える
このセクションでは、今回の三つの表現の関係を整理します。私たちは日常で、ものごとを「しなければならない/してもよい/してはいけない」と区別して話します。韓国語では、この三つがそれぞれ決まった形で表されます。
中心になるのが되다(なる・よい)という動詞です。「ある条件で되다(=よい・OK)」「ある条件で안 되다(=だめ)」という発想で、許可と禁止を作ります。そして義務は「そうしてはじめてOKになる=そうしなければならない」という論理で表します。
つまり、-아야 되다(そうしてこそOK=義務)、-아도 되다(そうしてもOK=許可)、-(으)면 안 되다(そうするとだめ=禁止)。되다 を軸にこの三つを並べて理解すると、丸暗記より深く定着します。一つずつ見ていきましょう。
🔧 義務「-아야/어야 되다」の作り方
このセクションでは、義務・必要の表現を学びます。活用は -아서/어서 や -아/어 있다 と同じ母音による使い分けです。
ルールは、語幹末が ㅏ・ㅗ → -아야 되다、それ以外 → -어야 되다、하다 → 해야 되다。なお 되다 の代わりに 하다 を使って「-아야/어야 하다」とも言え、意味はほぼ同じです。되다 のほうが会話的、하다 のほうがややかたい・書き言葉的な傾向があります。
| 基本形 | 義務形 | 意味 |
|---|---|---|
| 가다(行く) | 가야 돼요 | 行かなければなりません |
| 먹다(食べる) | 먹어야 돼요 | 食べなければなりません |
| 공부하다(勉強する) | 공부해야 돼요 | 勉強しなければなりません |
내일 시험이 있어서 오늘 공부해야 돼요. — 明日試験があるので今日勉強しなければなりません。
약을 먹어야 해요. — 薬を飲まなければなりません。
ここで表記の注意です。되다 の해요体は 「돼요」(되+어요=돼요)です。되요 と書くのは誤りなので気をつけましょう。会話では「ドェヨ」と発音します。
🔧 許可「-아도 되다」の作り方
このセクションでは、許可の表現を学びます。作り方は語幹+아도/어도 + 되다。母音の選び方は義務と同じ(ㅏ・ㅗ→아도、それ以外→어도、하다→해도)です。意味は「〜してもよい・〜しても大丈夫だ」。
여기에 앉아도 돼요? — ここに座ってもいいですか?
사진을 찍어도 돼요. — 写真を撮ってもいいです。
지금 가도 돼요? — もう行ってもいいですか?
この表現は、許可を求める質問として非常によく使われます。「〜아도 돼요?」と語尾を上げれば「〜してもいいですか?」という丁寧な許可の依頼になります。旅行や買い物、訪問先などで頻繁に使う実用表現なので、ぜひ口になじませましょう。なお、되다 の代わりに 괜찮다(大丈夫だ) を使った「-아도 괜찮아요(〜しても大丈夫です)」もほぼ同じ意味で使えます。
🚫 禁止「-(으)면 안 되다」と「〜しなくてもよい」
このセクションでは、禁止の表現と、まぎらわしい「〜しなくてもよい」を学びます。
禁止:-(으)면 안 되다(〜してはいけない)。 -(으)면(〜すると、〜したら。次の第8講で詳しく学びます)に「안 되다(だめだ)」が付いた形で、「そうするとだめだ=してはいけない」という禁止になります。パッチム無→-면、有→-으면 です。
여기에서 사진을 찍으면 안 돼요. — ここで写真を撮ってはいけません。
수업 시간에 자면 안 돼요. — 授業中に寝てはいけません。
そして、日本語話者がよく混乱するのが「〜しなくてもよい(不要)」です。これは義務の否定であって、禁止ではありません。안 -아도 되다 / -지 않아도 되다 で表します。
내일은 회사에 안 가도 돼요. — 明日は会社に行かなくてもいいです。
돈을 내지 않아도 돼요. — お金を払わなくてもいいです。
整理すると、許可の「-아도 되다(してもよい)」の動詞部分を否定して「안 -아도 되다」にすると「しなくてもよい」になります。「してはいけない(禁止)」の -(으)면 안 되다 とはまったく別物なので、混同しないようにしましょう。
⚠️ よくある間違い
このセクションでは、つまずきやすい点を整理します。
間違い①:「돼요」を「되요」と書く。되+어요なので正しくは 돼요。안 돼요も同様です。
間違い②:「禁止」と「不要」の取り違え。「行かなくてもいい(不要)」を 가면 안 돼요(=行ってはいけない=禁止)と言ってしまうミスです。「しなくてもよい」は 안 가도 돼요 です。意味が正反対になるので要注意です。
間違い③:母音の選択ミス。「食べてもいい」を 먹아도 돼요(✕)とするのは誤り。먹다 の語幹末は ㅓ(陰母音)なので 먹어도 돼요 です。義務・許可・禁止すべてで、第2講の母音ルールが効いています。
📝 핵심まとめ
第7講の要点を整理します。
- 義務:-아야/어야 되다(=하다)。「〜しなければならない」。가야 돼요、먹어야 돼요、해야 돼요。
- 許可:-아도/어도 되다。「〜してもよい」。質問形「-아도 돼요?」で許可を求める。
- 禁止:-(으)면 안 되다。「〜してはいけない」。찍으면 안 돼요。
- 不要(しなくてよい):안 -아도 되다 / -지 않아도 되다。禁止とは別物(안 가도 돼요)。
- 表記:되+어요=돼요(되요は誤り)。
これで、規則やマナーを述べる三点セットが身につきました。次の第8講では、「条件・仮定の -(으)면(〜すれば、〜なら)」を学びます。今回の禁止表現にも登場した -(으)면 を、正面から詳しく扱います。引き続き進めていきましょう。
📚 참고 자료
관련 주제
- 의무 표현 -아야/어야 되다
- 허락 -아도 되다
- 금지 -(으)면 안 되다
- 규칙·매너 표현
- 외국어
- 외국어 강의
- 한국어능력시험(TOPIK) 2급 20강
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- NUGUNA
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