「食べました」「行きました」のように過去を表す았/었/했の作り方を学ぶ回です。前回の母音調和がそのまま使え、해요体を作れれば「요を取ってㅆ어요を付ける」だけで過去形になる仕組みを、이다・있다の過去や時間表現の語彙とともに身につけます。
🎯 この回の学習目標
前回は用言の現在形を学びました。今回はその知識を使って、過去形を作ります。「食べました」「行きました」「良かったです」のように、過ぎたことを言えるようになると、昨日の出来事や経験を語れるようになり、会話が一気に生き生きします。
この回を終えると、次のことができます。第一に、過去を表す았/었/했を、母音調和のルールで正しく選べること。第二に、「해요体を作れれば過去形も作れる」という便利な手順を身につけること。第三に、「이다」「있다」の過去形と、時間を表す語彙を使って、過去の文を自在に作れることです。
うれしいことに、過去形の母音調和は前回の해요体とまったく同じルールです。ですから、前回をしっかりやっていれば、今回は驚くほど簡単に感じるはずです。
💡 過去形の作り方 — 았 / 었 / 했
このセクションでは、過去を表す基本ルールを学びます。過去形は、語幹と語尾の間に「았」「었」「했」という過去の印を挟むことで作ります。どれを選ぶかは、前回と同じ母音調和で決まります。
- 語幹の最後の母音がㅏ か ㅗ → 았어요
- それ以外の母音 → 었어요
- 하다で終わる用言 → 했어요
例を見てみましょう。「먹다(食べる)」は語幹の母音がㅓなので「먹었어요(食べました)」、「좋다(良い)」はㅗなので「좋았어요(良かったです)」、「공부하다」は「공부했어요(勉強しました)」となります。現在形の「먹어요・좋아요・공부해요」と見比べると、間に「ㅆ」が入っているだけだと分かります。
| 基本形 | 現在(해요体) | 過去 | 意味 |
|---|---|---|---|
| 먹다 | 먹어요 | 먹었어요 | 食べました |
| 좋다 | 좋아요 | 좋았어요 | 良かったです |
| 읽다 | 읽어요 | 읽었어요 | 読みました |
| 공부하다 | 공부해요 | 공부했어요 | 勉強しました |
🔧 便利な手順 — 「요を取ってㅆ어요」
このセクションでは、過去形を確実に作るための実践的なコツを紹介します。これを覚えれば、縮約で迷うことがなくなります。
手順はとても簡単です。まず해요体を作り、最後の「요」を取って、代わりに「ㅆ어요」を付けるだけです。前回覚えた해요体の縮約がそのまま生きるので、新しく縮約を覚え直す必要はありません。母音で終わる語幹の例を見てみましょう。
| 基本形 | 해요体 | 手順 | 過去 |
|---|---|---|---|
| 가다 | 가요 | 가+ㅆ어요 | 갔어요(行きました) |
| 오다 | 와요 | 와+ㅆ어요 | 왔어요(来ました) |
| 보다 | 봐요 | 봐+ㅆ어요 | 봤어요(見ました) |
| 마시다 | 마셔요 | 마셔+ㅆ어요 | 마셨어요(飲みました) |
| 주다 | 줘요 | 줘+ㅆ어요 | 줬어요(あげました) |
このように、「가요→갔어요」「와요→왔어요」「마셔요→마셨어요」と、해요体の最後の音に「ㅆ」を足すだけで過去形が完成します。前回「よく使う動詞を音で覚える」と言いましたが、その努力がここで二重に報われます。現在形さえ言えれば、過去形は自動的に作れるのです。
🎩 합니다体の過去と、이다・있다の過去
このセクションでは、フォーマルな過去形と、特に重要な「이다」「있다」の過去を確認します。
まず합니다体の過去です。過去の印「았/었/했」に「습니다」を付けて、「-았습니다/-었습니다/-했습니다」とします。「먹었습니다(食べました)」「갔습니다(行きました)」「공부했습니다(勉強しました)」のように、ニュースや報告で使うかしこまった形です。
次に「이다(です)」の過去です。名詞のパッチムの有無で形が変わり、パッチムありは「이었어요」、なしは「였어요」となります。「학생이었어요(学生でした)」「친구였어요(友達でした)」のように使います。前回の存在の「있다」の過去は「있었어요(ありました・いました)」、「없다」の過去は「없었어요(ありませんでした・いませんでした)」です。「어제 시간이 없었어요(昨日、時間がありませんでした)」のように、日常でよく使います。
| 基本形 | 過去(해요体) | 意味 |
|---|---|---|
| 이다(パッチムあり) | 학생이었어요 | 学生でした |
| 이다(パッチムなし) | 친구였어요 | 友達でした |
| 있다 / 없다 | 있었어요 / 없었어요 | ありました / ありませんでした |
🗓️ 時間表現の語彙と例文
過去形と一緒に使う、時間を表す語彙をまとめます。これらは文頭に置くのが自然です。
| 韓国語 | 読み | 意味 |
|---|---|---|
| 어제 / 그저께 | オジェ / クジョッケ | 昨日 / おととい |
| 지난주 / 지난달 | チナンジュ / チナンダル | 先週 / 先月 |
| 작년 / 올해 | チャンニョン / オレ | 昨年 / 今年 |
| 아까 / 방금 | アッカ / パングム | さっき / たった今 |
これらを使った例文です。声に出して読みましょう。
- 어제 친구를 만났어요.(昨日、友達に会いました)
- 지난주에 영화를 봤어요.(先週、映画を見ました)
- 아침에 커피를 마셨어요. 밥은 안 먹었어요.(朝、コーヒーを飲みました。ご飯は食べませんでした)
- 작년에는 학생이었어요. 지금은 회사원이에요.(昨年は学生でした。今は会社員です)
「어제 뭐 했어요?(昨日、何をしましたか)」は会話の切り出しに便利な定番フレーズです。疑問詞「뭐」と過去形「했어요」の組み合わせで、相手の一日を尋ねられます。
⚠️ 日本人がよくする間違い
ここでは、過去形でありがちなミスを整理します。
第一に、母音調和の選び間違いです。過去形も現在形と同じで、語幹の最後の母音がㅏ/ㅗなら았、それ以外は었です。「먹았어요」は誤りで「먹었어요」が正解です。迷ったら「先に해요体を作り、요をㅆ어요に替える」手順を使えば、母音調和で悩まずに済みます。
第二に、「하다」の過去を規則どおりにしてしまうことです。「하다」の過去は「하았어요」でも「했었어요」でもなく、「했어요」です。「공부했어요」「일했어요」のように、하다用言はすべて「했어요」になります。数が多い活用なので必ず押さえましょう。
第三に、이다の過去でパッチムを見落とすことです。パッチムありは이었어요、なしは였어요です。「친구이었어요」は誤りで「친구였어요」、「학생였어요」も誤りで「학생이었어요」が正解です。現在形の이에요/예요と同じ判断だと考えれば覚えやすいです。
📝 まとめと次回予告
今回の要点です。
- 過去形:語幹の最後の母音がㅏ/ㅗ→았어요、その他→었어요、하다→했어요。
- 便利な手順:해요体を作り、「요」を「ㅆ어요」に替えるだけ。縮約を覚え直す必要なし。
- 합니다体の過去:-았습니다/-었습니다/-했습니다。
- 이다/있다の過去:이었어요/였어요、있었어요/없었어요。
次回第10回「未来・意志 겠・ㄹ 거예요」では、「〜するつもりです」「〜でしょう」のように、これから先のことや話し手の意志を表す表現を学びます。過去・現在・未来がそろえば、時間の流れに沿って自由に話せるようになります。
📚 参考資料
관련 주제
- 過去形
- 았어요 었어요 했어요
- 母音調和
- 時間表現
- 어제 지난주
- 이었어요 였어요
- 縮約
- 用言の活用
- 외국어
- 외국어 강의
- 한국어 어휘와 문법 (일본어편)
- 무료강의
- 무료 온라인 강의
- NUGUNA
- 누구나
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한국어 어휘와 문법 (일본어편)
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